こんにちは。2016年度スカベンジャー教室担当の堀内です。
私達北海道大学ロボットアーキテクトは毎年、日本機械学会が主催するロボットグランプリのスカベンジャーロボット競技の北海道予選と、それに向けてのスカベンジャーロボット教室を開催しています。
スカベンジャーロボット競技とは、有線の遠隔操縦で動き回り作業が出来る車両ロボットを2名のチームで作り,床に散らばるゴミ(ピンポン玉など)の回収能力を競う競技です。
今年の教室は第1回・第2回合わせて17組もの参加者が集まり、また大会には6組が参加していただけました。ここ数年の教室は参加者が5,6組という状態でしたので、今年の参加者の多さにはとても驚かされました。毎年大学近辺の小学校にビラを配りに行っているのですが、今年は一部の小学校では全校生徒にビラを配っていただけたということもあり、かなり多くの人たちの目に留まっていただけたのかなと思います。その結果今年は例年より多くの参加者に来ていただけたと考えると、ロボットに興味を持っていたけれどロボットを作る機会がなかったという人たちにロボットに触れる機会を提供出来たのでとてもやりがいを感じました。
参加していただいた人たちの中には完全に初心者の方から何年か連続で参加していただいている方までいらっしゃったのですが、皆積極的に自分のオリジナルのロボットを作ろうと試行錯誤し楽しんでいただけたようでした。
これを機にさらにロボット作りに興味を持ったり、技術者の道に進みたいと考える人が少しでも増えたりしていただければ嬉しいです。
2017年度のスカベンジャー教室は10周年目となるため、更に盛り上げていきたいと思います。
第20回 ロボットグランプリ 公式サイト
https://www.jsme.or.jp/rmd/RobotGrandPrix/20th/index.html
2016年度 スカベンジャー教室 ホームページ
http://scavenger.robot-architect.org
大会の様子